AnotherVision Countdown Calendar2017

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最初はみんな0から始まるんだよ

この記事はAnotherVision Countdown Calendar2017の一環の記事です。 

 

adventar.org

 

 

12/29の担当はうつるだよ!12/30になっちゃいましたごめんなさい。

 

 

簡単に自己紹介します。

 

名前:現流(うつる)

 

Twitter:@Utsuru_T(あんまりつぶやかない上フォロバをしないことが多いです…)

 

所属:立教大学現代心理学部映像身体学科4年/AnotherVision3期*1/パテトポテト

 

制作:シカバネ生存戦略(マネージャー)、善人開発計画(制作指揮・マネージャー)、HACKERS(制作指揮・マネージャー)、無彩色の隔壁(制作指揮)、1/2match(制作)*2

   見ていただければわかるとおり、公演のマネジメントをやっていることがほとんどです。あとは制作ではないですが、様々なところでスタッフのお手伝いをさせて頂いたりしています。*3

 

趣味:歌うこと カラオケ行きたい。行けてない。誘ってください。

   原宿系?のファッションをすること これも最近全然できてない

 

 

というわけで本題に入っていこうかと思いますが、すでに28記事?が上がっていてかなり様々なことが書き尽くされている感があって困ってます。ので、安直ではありますが私が今までやってきたことについて書こうと思います。

謎を作らない上、動画制作やデザインなどの技術も身につけなかった私が手に入れた「マネージャー」という役割のお話と、あなびでなにをすればいいのかわからない人へのお話です。今あなびにいるけどすごそうな人多くて自分ができることがない、って人とかこれからあなびに入ってくる未来の後輩とか向け。つまり内部向けの記事ですごめんなさい。

なお、制作に慣れている方が読むと「当然だよそれ」という感じの記事になると思います。

あと文章書くの下手なので読みにくいと思いますがご了承ください…

 

 

 

私が「マネージャー」にたどり着くまで

AnotherVisionでは、新入生は一番最初に「新入生コンペ」という内部イベントで制作を行います。そこで公演制作の一連を経験し、外部に発表するコンテンツに関わるための力を付けることが目的です。*4

この新入生コンペはちょうど私の入った年(3期が入会した年)に始まったのですが、そこで私は制作指揮を行いました。そこで作られたのがHACKERSです。

 

実はHACKERSを作り始めた一番最初は、私ではなくとと*5が制作指揮でした。しかしその当時のととは今と違って人をまとめるのが得意ではなく、一人でガンガン中謎大謎レベルの案をを完成させて持ってくるタイプであったため、制作の途中で私が制作指揮(という名のマネージャー)、ととが謎指揮というふうに役割を変更しました。さらに私は、「謎思いつかない…作れない…」となっていたため、制作中盤からはマネージャーに専念して謎制作はほかの人に任せることにしました。

このように、マネージャーと謎指揮という役割が確定した後は、極端に得意不得意がある二人がお互いに足りない部分を補いながら、得意なことをのびのびとやることができるようになっていました。*6

 

結果的に、他のチームが30分公演を完成させる中、気づいたら私たちのチームだけ60分公演を完成させ、コンペでも上級生からある程度高い評価を得ることが出来ました。

 

ここで「謎作らなくてもあなびで存在感を出すことはできる」と気づいた私は、それ以降マネージャーを進んでやるようになっていきました。それから様々な公演に関わり、*7今に至ります。

現在では未熟ながら、団体内部で「マネジメント講座」を講師として担当させて頂いたりもしています。*8

 

 

AnotherVisionの「マネージャー」って何するの?

AnotherVisionで「マネージャー」と呼ばれる人は、主にスケジュールやタスクの管理をしています。ディレクターが面白さを追求していく中、企画をスケジュール通りに進めていくのがマネージャーの目標となります。

…とはいっても「その案はスケジュール的に無理なので諦めてください」と伝えることはあまりなく、出てきた案がどうしてもコンテンツを良いものにしていくために必要であれば、どうにかして時間内に完成させる方法を探すことになります。これには、ディレクターとの信頼関係やタスクの所要時間を正確に見極める力が必要です。

 

また、直前になってくると物品制作やスタッフでたくさんのメンバーの力を借りることになり、そうした手配も主にマネージャーが行います。多数の人数の力を借りることができるのはAnotherVisionの強みではありますが、その分一人一人に的確な指示や心配りをしていく必要があります。

 

そして、(マネージャーの仕事という感じではないのですが)私がマネージャーをする際に気を付けていることとして、意見にリアクションをすることと、別視点の意見を出すことがあります。

自分の出した意見に反応がないと、モチベーションが低下するのは当然のこと。また、議論全体も停滞してしまうので、そういったことを避けるためになるべく一言でもリアクションをするように心がけています。またその際に別視点の意見(面白さが話し合われていたら、コスト面についてもコメントしてみるなど)を出すことで、さらに議論を発展させることができるので、特にメンバーが判断に困っているときなどには別視点の意見を出していくようにしています。*9

話し合いが活発でないと何も決まらずに時間が過ぎていってしまうことが多くあるため、そういったことを避けて制作をスムーズに進めていくための手法として、これらは有効だと感じています。

 

私がAnotherVisionでマネージャーをやるときはこのようなことをやっています。もちろんほかの人がマネージャーをやるとやり方も違うのかもしれませんが、基本的に一案件にマネージャーは一人しかいないため、実際にほかの人がどのように進めているのかはあんまりわかりません…

 

が、どのように進めるにせよ、マネージャーに必要な要素として「様々な視点から物事を考える」ことが必要だなとは感じています。タスクの所要時間を見極めるためには現在の進行状況やメンバーの忙しさ、起こりうるリスクなどを考える必要があり、物品制作をするためには必要な材料や道具の調達、場所の確保、人員の確保などが必要です。

こういった作業を不足なく達成するのは本当に難しくて、私もちょくちょく「これの準備大丈夫?」って聞かれて「忘れてた…!」ってなって焦ることがあります。ですがマネージャーをやるたびに「忘れてた…!」の回数が減ってきていることは実感しているので、制作に関わる回数を増やし、「様々な視点から物事を考える」ことを心掛けていくことで次第にできるようになっていくのではないでしょうか。

 

 

AnotherVisionで謎を作らず、技術者にもならずに過ごす方法

ここまで主にマネージャーの話をしてきましたが、もう少し広い話をします。

3年間あなびで活動していて作った謎はHACKERSでの小謎一問(しかもかなり改良されて跡形がほぼない)、イラレも持っていないどころか制作佳境でもパソコンを持ち歩かない私が、私のような人がどうやってあなびで過ごしていけるのかをお教えします。

 

  • マネージャーをやる

ここまで話してきたとおりです。私はこの生き方で過ごしてきました。
が、マネージャーも向き不向きがある役割のようなので、たくさん考えることが苦手!とにかく手を動かしたい!という方は向いてないかもしれません。
マネージャーをやると自然とコンテンツ制作の最初から最後まで深く関わることになるため、関わったコンテンツへの思い入れが強くなります。ここで挙げる中では一番深くあなびに関わりたい人向けです。

 

  • コンテンツ制作メンバーとして制作に関わる

実際にコンテンツ制作メンバーとしてかかわっている人の中にも、技術者(デザインや動画の人)ではないがいわゆる謎も作らない人はいます。そういう人は一体何をやっているのかと思うかもしれませんが、会議に出席して意見を出したり、物品の制作をしたりと意外とやることは多いです。突き詰めていくと物品制作に特化した人が生まれたりもして、技術者と呼ばれるようになったりもします。

縛りが比較的少ないので、しっかり関わりたい場合は気持ちを強く持って積極的にコミットしていく必要があります。

 

  • スタッフとして関わる

制作には関わらないが、スタッフとしてはちょくちょくあなびを手伝ってくれる方もいます。なかなか忙しくて制作には関われない!という場合はこの関わり方もアリです。ですが、やはりあなびは制作の中で仲良くなっていくことが多かったりするので、深く関わっていきたい場合はスタッフだけでは難しいかもしれません。さらに、スタッフの中でも重要な役割は、制作メンバーや慣れている人に回ることが多いです。

この中では一番軽い関わり方です。

 

Ex.もちろん遊びのイベントだけ参加するのもアリです。楽しいイベントいっぱいあるからね。

 

 

AnotherVisionに深く関わって過ごしていくには、技術は必要ないですが進んで団体に関わっていく熱意は必要、と三年間過ごしてきて感じています。そして幸いなことに団体の人数が多いので、その分一方向に特化した人がたくさんいます。

あなびのメンバーで「何やっていこう…やる気はあるけど能力もないし…」とか思ってる方がいれば、自分が興味を持てることをやっている先人に声をかけると、全力でいろいろ教えてもらえて、新たな能力を手に入れられるかもしれませんよ。みんな後継者ほしいからね。

 

 

今あなびにいる人もこれからあなびに入ってくる人も、みんながやりたいことを見つけて楽しくあなび生活を過ごしてほしいな、と切に願っています。

これが私の一番言いたかったことです。

 

 

 

というわけで!私の記事は以上です!

 

明日と明後日(私が記事投稿遅れたので実際は今日と明日)はまあ皆さんの予想通りの人だと思います!記事をお楽しみに!

*1:時空が歪んでいるので同期は大体2個下

*2:パテトポテトでは「Love Me!」制作など

*3:スタッフお手伝い依頼はいつでもお待ちしております

*4:ここで新入生のかなりの人数が減るという関門にもなっていたりする

*5:同じく3期で、現副代表。アドベントでいうと12/25、このブログでいうと12/27の記事を書いた人

*6:コンペのメンバー組み合わせを決めたのは当時代表のしーばでしたが、今でもほんとに私とととを組ませたのは名采配だと思っている

*7:外部公演で一番最初に関わった「シカバネ生存戦略」では、本番2週間前のドタバタな時期にマネージャーになったりと最初から結構ハードモードだった

*8:「ホスピタリティ講座」も担当しています

*9:偉そうに言ってますが、自分も全然できてないことが多いです。自戒も込めて